2022年の国内自然災害はどうなる?
2021年も今日1日となりましたが、今年も自然災害の被害があった年でした。特にここ最近は甚大な被害を生じるような自然災害が多いと感じている人は少なくないでしょう。
ざっとみても2018年 西日本豪雨では岡山、広島を中心とした水害、2019年8月には九州北部での豪雨災害で佐賀県の鉄工所の油が広く田畑に被害をもたらしました。
2019年9月の千葉に上陸した台風15号ではゴルフ練習場のポールが倒れ隣家を直撃したニュースがセンセーショナルでした。
さらには2019年10月の関東地方に上陸した台風19号では阿武隈川流域で氾濫し、2020年7月は九州北部を中心とした豪雨、そして2021年7月静岡県熱海市の土砂災害はまだ記憶に新しいところです。
本当に特にここ数年はこのような災害が多くなってきているように思います。
そこで、冬至に2022年の自然災害について占ってみました。
こちらは中筮法で行いました。
中筮法のやり方などはまた稿を改めることにしまして、この占法は全体の流れや変化などの傾向を見たいときによく使います。その結果は
上爻 坤 陰
5爻 坎 陽
4爻 坎 陽
3爻 坎 陽
2爻 巽 陰
初爻 巽 陰
となりました。
卦としては沢山咸(たくざんかん)になります。変爻は上爻のみですから、この卦の之卦は上爻が変化した天山遯です。
沢山咸 天山遯
咸は感、感応する、感じるということに通じます。
さて何に感応するのでしょうか。
これについて今回は各爻で得られた卦に注目してみましょう。
初爻、2爻がそれぞれ巽、3爻から5爻が坎となっています。
巽は風、坎は水を意味します。風と水、この象意から想像できる自然災害といえば台風や豪雨でしょう。
私たちは2022年も引き続き、台風や豪雨災害を警戒していく必要がありそうです。
之卦の天山遯は逃げるという意味がありますので、これら台風や豪雨からうまく逃げられるように日ごろからアンテナを張って準備を怠らないようにしていかなければなりません。
それでは皆様にとって2022年がどうぞよい年になりますように。
2022年の新型コロナを冬至に占ってみた
2021年12月22日は冬至でした。冬至というのは一年で最も昼が短く夜が長い日でこの日を境に少しずつ昼が長くなってきます。
この冬至には陰陽の気の動きが大きくなっていて、占いをするのに適しているといわれています。
そこでこの日に来年の動向を占ってみました。記事にするのが少し遅くなりましたが占筮は12月22日甲辰に行っています。
占的は「2022年、新型コロナの感染は日本国内で落ち着くか」としました。やはり感染症の流行はもっとも気になる話題のひとつですから。
これには略筮法を用いました。大きな流れを読むには中筮法がよいのでしょうが、ずばりイエスノーを知りたかったので略筮法としました。
さて、結果は地来復の2爻(こう)と出ました。
地来復の卦辞は以下のとおりです。
復は亨(とお)る。出入疾なく。朋来るに咎なし。反復の其の道、七日にして来復す。往く攸あるに利ろし。
地来復はまさに冬至を過ぎて昼が長くなっていくように陰が徐々に陽になっていく卦です。
日本国内では2020年1月のダイヤモンドプリンセス号内での感染者確認に端を発し、今日まで2年間世間を混乱に陥れてきたこのコロナウイルス感染症の流行はようやく落ち着いてくる兆しが見えそうです。
ただし、2爻なのでまだ完全な回復には至りません。
ここで気を緩めることなく、堅実に今までのように振舞っていけばよい方向に進むでしょう。
本当にこのように進んでいけばよいと思いますが、なにせプロ野球日本シリーズの予想も外していますので、どんなものでしょうか。
なお今回はあくまで国内に限って占筮しましたので、世界での動向の予想ではありません、悪しからず。
またしても予想外しました
先に易占で日本シリーズの勝利の予想を立てました。
この予想ではオリックスバッファローズが制すると予想しましたが、またしても私の予想は外れました。
自民党総裁選の予想は選択肢が4つあったわけですが、今回はヤクルトかオリックスかの二者択一です。
占う場合も選択肢が4つより、2つの方がシンプルになるはずです。
今回出した2つの卦を比較するだけだったのですが、結局今回も当たりませんでした。
私自身はオリックスのフアンでもヤクルトのフアンでもないので、どちらを応援していたというわけではないのですが、やはり予想がはずれたことは少なからず落胆しました。
改めて検証してみますが、私が出した2つの卦、オリックス=風水渙(ふうすいかん)とヤクルト=山風蠱(さんぷうこ)ではこれから山風蠱(さんぷうこ)の方を有利とする解釈はできませんでした。
となると、そもそも出した卦が正しくなかったということなのでしょうか。以前に書いた拙ブログ
での占う時の心構えが自分自身に足りなかったのかもしれません。
まだまだ修行が必要です。
プロ野球日本シリーズを占ってみた
昨日から開幕した今年の日本シリーズについてその結果を占ってみました。
本当なら開幕前に占うべきだったのですが、まあ占う練習という意味でまだ1戦終わったばかりですからご容赦ください。(苦笑)
結果 風水渙(ふうすいかん) 初爻
卦辞 渙は亨(とお)る。王有廟(ゆうびょう)にいたる。大川を渉るに利(よ)ろし。貞に利ろし。
爻辞 用いて拯(すく)う。馬壮なれば吉。
風水渙の初爻は陰爻なので少し弱いが、2爻の強い馬が助けてくれる。
結果 山風蠱(さんぷうこ) 三爻
卦辞 蠱は元いの亨る。大川を渉るに利(よ)ろし。甲に先立つこと三日、甲に後れること三日。
爻辞 父の蠱を幹す。少し悔い有り。大なる咎(とが)なし。
蠱とは皿の上の料理が腐り、蛆がわいている状態。
占断 これら2つの卦を比較すると、オリックスは実力選手の活躍が見込まれるのに対し、ヤクルトはちょっとシーズンの疲れが出てくるのか、うまく実力が発揮できないと読みました。
まあ、野球に興味ない方にとってはどちらでもいい話なのででしょうけど。
易で占うときの心構え
これまで、自民党総裁選、衆院選と立て続けに当てられなかったことを踏まえて自分自身の戒めというか、大事なことを忘れないために易占で卦を立てる時の心構えをここにリマインドとして記しておくことにします。
易占で卦を立てるときの心構え
- いいかげんな気持ちで占わないこと
易占いは本来、考えに考えていよいよ選択に迷ったときに行うものです。遊び半分だったり、占わなくてもほぼ結果がわかっていることや、すでに占いの結果によらず決心がついているような事を占ってはいけません。 - 同じことを何度も占わない
期待した結果が出ないからと言って、再度占うことはご法度です。同じことを何度も占うと易神も正しく告げてくれなくなるでしょう。 - 場を整理整頓する
占う場所(例えば筮竹を扱う机の上)が散らかっていたのでは、よい占いはできません。また周囲の雑音があると集中できませんので、占う前にはそれらも排除できる環境を整えましょう。 - 心を静かに落ち着ける
飲酒後はもちろん、イライラしていたり気持ちが急いていたりしても正しい卦は得られません。心を落ち着けてから易占を行いましょう。 - 占的を絞る
例えば今後の恋愛運はどうか、とかA社との仕事はうまくいくか、という的では漠然としすぎています。年内に交際できる相手が見つかるか、A社とは来月末までに契約が締結するか、などより具体的な内容を占うように的を絞りましょう。 - 占う対象について事前に調べる
占う対象についてできるだけ知りうる情報を入手してください。土地の購入可否について占うのであれば、土地の場所、周囲の状況、広さ、価格や手持ち資金、土地入手の目的など可能な限りの情報を依頼主からもらいましょう。そうすれば、卦を立てたときの占断の助けになります。
衆院選予想のチョット総括
私の予想が全く外れたことについて、自分なりにシンプルに総括をします。まあ、読者にとってはどうでもいいことでしょうけど。
予想した記事を再掲します。
(1)まず、自民党の結果予想について
この時出した卦は澤山咸(たくざんかん)の6爻(こう)。
口先に感応する、という爻辞から有権者は選挙演説に感応する、ととらえるともしかするとそこから、推理を発展させてそこそこ得票を得られるという読み方ができたかもしれません。なぜ、自民党は過半数に届かないという占断をしたのか、今となっては私自身もよくわかりません。
なんとも情けない話でした。
(2)立憲民主党の結果について
こちらの方は火澤睽(かたくけい)、5爻でした。
火澤睽という卦は反目するということですが、立憲民主党が反目したのは実は有権者だったようで、新聞記事などではポリシーの根幹が異なる共産党と連携したことが却って国民の不信感を抱かせたような論評が見られました。
いやもっと穿った見方をすると、むしろ党内にも不協和音が鳴っていた可能性もあります。
ただし、爻辞 「悔い亡ぶ。その宗、膚(はだえ)を噬(か)む。往けば何の咎(とが)あらん。」を読むと、進んでいけそうだと解釈したのですが、膚(はだえ)を噬(か)むように柔らかい肉をもっと咀嚼してかみ砕くように丁寧に党内を説得する必要があったのではないでしょうか。
私自身としては卦辞と爻辞を読むだけでなく、さらに参考書としていくつかの易占いの書籍を読みながら判断したつもりでしたが、あまり新聞記事などは参考にしませんでした。その結果、あえなく撃沈しました。
立憲民主党については選挙前からも共産党との共闘に批判がでていたことを考えますと、結果的にはこのマスコミなどから得られる周辺情報をあまり重視しなかったことも私自身の敗因として挙げられるでしょう。
易占いでは世の中のほぼすべての事象について64の卦とそれぞれ6つの爻だけで占うわけですから、そこから先の解釈は卦の形を見たり、変化を読んだりと占い師の実力によって巧拙が出ます。
易占いにおいては単に卦を読むだけでなく、あらゆる情報を入手して占断を下す能力が必要とされます。
社会的な常識はもちろんのこと、個人を占う場合は場合によっては心理学の素養も必要でしょうし、特に今回のような政治的な出来事を占う場合は、より深く情勢を観察することが大事だと、あらためて痛感いたしました。
まとめ
・ 社会の情勢を占う時は、可能な限り様々な情報の入手に努めるべし
・ 入手した情報と自分が立てた卦をしっかり咀嚼し、占断すべし
総括になったような、ならないようなまとめになりましたが、これに懲りずまだまだこれからも精進していきたいと思います。
衆院選の結果と私の予想
昨日、衆院選が終わりました。
先日のブログでは自民党は過半数を取れないだろうと予想し、また立憲民主党は善戦するとも予想しました。
が、結果はご承知の通りで自民党は公示前よりは議席を減らしたものの、なんと単独過半数どころか絶対安定多数を確保しました。
すなわち、私の占断はことごとく外れたわけです。
実はその前の自民党総裁選の予想の時も外しました。
それでもこの時は候補者が4名いた中で野田さんが決戦に残れないことと河野さんも決選投票では勝てないことは一応当たりましたので、もう少し修行しようという前向きな気持ちでいられましたが、さすがに今回は全く外れた感があります。
まあ、私はこれで生活しているわけではありませんし、シロートの占いなど誰も気にかけてないでしょうが、さすがに自分自身の実力にがっかりしています。もしかすると大きな読み間違いをしていてかもしれません。
もう少し時間をおいて自分の占断を総括したいと思います。