自民党総裁選挙の結果について
先日の拙ブログでは、決選投票になることまでは予想しましたが、最終的には河野氏と高市氏の決戦で高市氏が勝つと予想しました。
しかし、その結果はご承知のとおり岸田氏が決選投票を制しました。
つまり私の予想は外れたわけですが、今振り返ってみても私が出した各候補の卦からは岸田氏が勝利することを導くことができませんでした。
私の易の修養もまだまだということを改めて思います。もっと精進を積んでいかなくてはなりません。
さて日本は様々な問題が山積しているようですが、私が岸田候補に対して立てた卦である「地火明夷(ちかめいい)」から、卦辞と彖辞(たんじ)をここに記して、岸田新総裁が導く日本の明るい前途に期待したいと思います。
卦辞 明夷は艱貞(かんてい)に利(よ)ろし
彖辞 明・地中に入るは明夷。内文明にして外柔順、以て大難を蒙(こうむ)る。文王之を以(も)ってす。艱貞(かんてい)に利(よ)ろしとは、その明を晦(くら)ますなり。内難あって而(しこう)して能(よ)く其の志を正しくす。箕子(きし)之を以ってす。
文王:周時代の聡明な君主であったが当時の暴君として名高い紂王から酷い仕打ちを受けながら、その聡明さを表に出さずに難儀に耐えた。
箕子:殷王朝時代の政治家で紂王の異母兄。文王同様に賢者であったが狂人のふりをして紂王からの誅殺を免れたという。
身内(自民党?)にもまだまだ難儀がありそうなので、一気に事を進めようとしない方がよいかもしれません。太陽が地下に隠れるがごとく、しばらくは智慧を隠し正しい志を守っていけばやがて太陽が地中から登ってくることでしょう。
いや、そもそも私の立てた卦が正しいかどうかってところがありますが・・・。