FORTUNE-TELLERへの遠い道

易経と九星気学を中心に勉強中

G7後のロシアのウクライナ侵攻の行方は?

広島でのG7サミットが終わりました。

今回は、初めて世界の首脳が揃って広島平和公園で献花したり原爆資料館を見学したといったことだけでなく、ウクライナのゼレンスキー大統領が直接来日してG7首脳やインド、韓国などの首脳らと直接会談を行ったことも大きな話題となりました。

立場によって今回のG7広島サミットの成否については評価が分かれるところですが、しかしこれが単なる話題で終わってしまったのではいけません。まずは私たちにとって、現在進行中であるロシアのウクライナ侵攻の今後の情勢が気になるところです。

そこで、あらためてこの事態の今後がどうなるのかを占ってみましょう。

 

ここではまず、この侵攻がいつ収束するか、そして、ロシアのプーチン大統領の年内の運勢はどうかを見てみましょう。占法は易の略筮法を用います。

 

占的1:ロシアのウクライナ侵攻はいつ収束するか

立卦 山地剥(さんちはく) 四爻

山地剥(四爻)

卦辞 剝は往く攸(ところ)有るに利(よ)ろしからず

爻辞 牀(しょう)を剝すに膚(はだえ)を以ってす。凶。

剝(はく)は剥がれ落ちる卦です。その四爻の爻辞にある牀(しょう)とは寝ているベッドのことで、ベッドがいよいよ壊されようとしており、危険が皮膚にまで差し迫った状態であることを示しています。

この卦は十二消長卦のひとつで、陰が強くなってきてもうすぐすべて剝がれ落ちるという段階を意味します。

さらに出た爻が四爻であることから、早ければあと3カ月後くらいには大きく事態が変化するとも読めます。



そこで、次はプーチン大統領を占ってみましょう。

占的2:ロシアのプーチン大統領の年内の運勢はどうか

立卦 水山蹇(すいざんけん) 五爻

水山蹇(五爻)

卦辞 蹇は西南に利あり、東北に利なし。大人を見るに利。貞なれば吉。

爻辞 大いに蹇(なや)み朋来る

この卦の蹇(けん)には足がなえ前に進めないというニュアンスがあり、この中でも五爻は大いに悩み苦しんでいるとき。しかし五爻の陽爻は中正であり、仲間の援助が得られるとあります。

 

占断 プーチン大統領はかなり悩み苦しんでいますが、秋ごろにはロシアの友好国によるプーチンへの進言などで、事態は収束に向けて大きな動きがある、と見ました。

ただし、占的1への答えである「山地剥」が破壊を象徴するものでないことを祈ります。(どのような変化が起こるかについては、もう少し掘り下げてみる必要がありますが、これについては日を改めて占ってみたいと思います)

 

ご参考までに過去の拙ブログの関連記事のリンクを載せておきます。

ns-fortune.hateblo.jp

 

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