FORTUNE-TELLERへの遠い道

易経と九星気学を中心に勉強中

衆院選予想のチョット総括

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私の予想が全く外れたことについて、自分なりにシンプルに総括をします。まあ、読者にとってはどうでもいいことでしょうけど。

予想した記事を再掲します。

ns-fortune.hateblo.jp

 

(1)まず、自民党の結果予想について

この時出した卦は澤山咸(たくざんかん)の6爻(こう)。

口先に感応する、という爻辞から有権者は選挙演説に感応する、ととらえるともしかするとそこから、推理を発展させてそこそこ得票を得られるという読み方ができたかもしれません。なぜ、自民党過半数に届かないという占断をしたのか、今となっては私自身もよくわかりません。

なんとも情けない話でした。

 

(2)立憲民主党の結果について

こちらの方は火澤睽(かたくけい)、5爻でした。

火澤睽という卦は反目するということですが、立憲民主党が反目したのは実は有権者だったようで、新聞記事などではポリシーの根幹が異なる共産党と連携したことが却って国民の不信感を抱かせたような論評が見られました。

いやもっと穿った見方をすると、むしろ党内にも不協和音が鳴っていた可能性もあります。

ただし、爻辞 「悔い亡ぶ。その宗、膚(はだえ)を噬(か)む。往けば何の咎(とが)あらん。」を読むと、進んでいけそうだと解釈したのですが、膚(はだえ)を噬(か)むように柔らかい肉をもっと咀嚼してかみ砕くように丁寧に党内を説得する必要があったのではないでしょうか。

 

私自身としては卦辞と爻辞を読むだけでなく、さらに参考書としていくつかの易占いの書籍を読みながら判断したつもりでしたが、あまり新聞記事などは参考にしませんでした。その結果、あえなく撃沈しました。

立憲民主党については選挙前からも共産党との共闘に批判がでていたことを考えますと、結果的にはこのマスコミなどから得られる周辺情報をあまり重視しなかったことも私自身の敗因として挙げられるでしょう。

 

易占いでは世の中のほぼすべての事象について64の卦とそれぞれ6つの爻だけで占うわけですから、そこから先の解釈は卦の形を見たり、変化を読んだりと占い師の実力によって巧拙が出ます。

易占いにおいては単に卦を読むだけでなく、あらゆる情報を入手して占断を下す能力が必要とされます。

社会的な常識はもちろんのこと、個人を占う場合は場合によっては心理学の素養も必要でしょうし、特に今回のような政治的な出来事を占う場合は、より深く情勢を観察することが大事だと、あらためて痛感いたしました。

 

まとめ

・ 社会の情勢を占う時は、可能な限り様々な情報の入手に努めるべし

・ 入手した情報と自分が立てた卦をしっかり咀嚼し、占断すべし

 

総括になったような、ならないようなまとめになりましたが、これに懲りずまだまだこれからも精進していきたいと思います。