FORTUNE-TELLERへの遠い道

易経と九星気学を中心に勉強中

九星気学によるによる運勢の見方

今日からは九星気学による運勢の味方を勉強していきましょう。

九星気学ではその年の運勢は主に年盤と後天定位盤から読み、月運は月盤と年盤から見ていきます。

基本的に年運も月運も見方は同じなので、ここからは主に年運を見ていくことにします。

後天定位盤と年盤との位置から運勢を見る方法は、同会法といいますが、その方法は後に譲りましてここでは年盤の位置関係から何が読めるかを学びます。

 

では、今年2020年の年盤を再掲します。ここでは十二支 の位置も一緒に載せておきましょう。

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2020年は七赤金星中央に座する七赤金星中宮の年です。

それではこの年盤の見方を示します。年運をみるのに最も重要な見どころは2つです。

  1. その年の十二支の位置
    その年回りの位置には年神様が回座されるというような話を聞いた方もおられるかと思いますが、その位置を大歳(おおとし)といい運気のよい位置になります。2020年は子年なので、三碧木星の人はその年のよい運気をもらうことができます。
    ところが、この大歳の反対の位置(対冲(たいちゅう)といいます)は歳破(さいは)といって、運気を下げるポジションです。
    2020年は二黒土星が歳破の位置にいます。

  2. 五黄土星の位置
    逆に気をつけなければいけないのが、この五黄土星の位置です。五黄土星の位置は五黄殺といって凶方向になりますが、その反対側(対冲(たいちゅう)といいます、2020年でいえば九紫火星が座しています)は暗剣殺といってこれも凶方位になります。今年は九紫火星の人はちょっと慎重に行動する必要があります。
    ここで、五黄土星位置の五黄殺ですが、これは方位を見るときに使います。ちなみに本命星が五黄土星の人はこの五黄殺は無関係です。

これらを先の年盤に追記しておきましょう。

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月運を見る場合は、年運の大歳、歳破に加えて月ごとの回座する星の位置によって、月徳と月破、月の暗殺剣を見る必要があります。当然月徳、月破、暗剣殺の位置は月ごとに変わります。

2020年でいえば、3月と12月が七赤金星中宮の月になり、2020年の年盤と星の位置が同じになります。すなわち、3月と12月は北の位置が月徳、南が月破、西が暗剣殺ということです。

 

それでは、次回はこの年盤について方位学的な見方をしてみましょう。