FORTUNE-TELLERへの遠い道

易経と九星気学を中心に勉強中

最大吉方位の活用の仕方

しばらくブログの更新ができていませんでしたが、今日は最大吉方位の活用方法について書いておきたいと思います。

各人の本命星と月命星によって最大吉方位が決まることは以前述べました。

 

ns-fortune.hateblo.jp

お水取り

それではこの吉方位をどのように活用するかを以下に記します。

それは「お水取り」という、年盤、月盤、日盤の3つ最大吉方位が重なる日に最大吉方位にあるパワースポット活用する方法のことです。

年盤・月盤の最大吉方位が重なる時期とは、つまり年盤と月盤の九星が重なる月ということで、2021年は六白九星中宮の年ですから、この年の月盤で六白九星中宮の月を探しますと10月がそれに相当します。

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さらに日盤も重なる日を見てみましょう。
(参考サイト:九星カレンダーhttps://keisan.casio.jp/exec/system/1189947646

2021年10月16日と10月25日の2日あります。
(年盤、月盤が重なる月は必ず毎年ありますが、五黄殺、暗剣殺、歳破などの位置は避けなければならず、九星によっては最大吉方位がない(使えない)年もあります)

今年の東南は五黄殺、またその対冲である西北は暗剣殺ですので、どちらの方角も吉方位としては使えません。さらに今年は丑年で丑の方角すなわち東北は太歳で良い方角ですが、その対冲である西南は歳破(さいは)になるため、これも吉方位として使うことはできません。

この年盤・月盤・日盤が重なる日に最大吉方位が使える人は、自分にとって最大吉方位となる方向にあるパワースポット(例えば神社・仏閣など)に出かけて、その場所が自分にとって気持ちいいと感じたならできれば数時間そこに滞在し、その場所の良い気を十分に受け取ってください。

そして、そこの所縁の物などをいただいて帰るとよいでしょう。
特に神社・仏閣であればお守りやお札など、さらにお水がもらえるところであれば、水筒などに汲んで持ち帰り、飲める状態であればそのまま飲んでも構いませんし、沸かしてお茶やコーヒーを煎れるとか料理に使ってもいいです。一口飲めばオーケーです。

衛生的に飲むのはちょっと、という場合は部屋のお気に入りの観葉植物にあげましょう。
そしてさらに開運を大きくするために、「分福」といってその場所の縁起物とか土地の特産品などをお土産として買って帰り、家族や友人にプレゼントするとよいでしょう。

ここで方角の起点となる場所ですが、個人の開運を求める場合、基本的には普段自分が生活している自宅を起点としますが、例えば商売している人が商売に関しての開運を求めるなら、自分が経営している店舗や本社屋を起点として考えてください。

方角について

例えば、最大吉方位が東西南北にある場合、その方向は四正位と言い東南や西北などの四隅より狭い角度になっていて、それぞれ30度の幅になります。

さらに地球の地磁気によるズレのため、地図上の真北と磁石が指す北は少しずれており、これを偏角といいますが、この偏角を考慮する派とそうでない流派があるようです。

私が教わった流派では偏角は考慮しません。なぜかと言われても私にもわかりませんが、地球上の生物はなにがしかの地磁気の影響を受けるという主張からすると、偏角を考慮することも一理あるといえます。

よって、吉方位といってもあまり際どい位置にある場所への移動は慎重になった方がよいかもしれません。特に隣の方角が凶方位である場合はなおさらですね。

この方角を見るアプリとしてはあちこち方位が使いやすく、参考にさせていただいております。ただし、当たり前のことですがあくまで自己責任でご利用ください。

h200.com

 

距離について

では自分の起点から吉方位へ移動する距離はどれくらいがいいのか、これもいろいろ気学の先生によって言い方が変わるよう、私が習ったところでは30km程度以上は離れているほうがいいとのことでしたが、厳密に拘らなくてもいいのではないかな、と私は思います。

ですから例えば起点とする自宅のすぐ裏にある神社でも方位さえ正しければお水取りは可能だ、というのが私の個人的見解です。

 

 

まとめ

吉方位を活用したいと思っても、その方角に津からのある神社も仏閣もない場合があるかもしれません。そんな時でもその方角へ移動して、そこの食べ物を頂くだけ開運につながりますので、吉方位をうまく活用していきましょう。