FORTUNE-TELLERへの遠い道

易経と九星気学を中心に勉強中

本命星と月命星による特徴

九星気学では、主に本命星と月命星でその人の特徴を9つに分類することは以前書きました。 

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 それでは、それぞれの星の特徴を整理してみましょう。

本命星はその人の本質(内面)、月命星は主に行動を表していると思ってください。

 

一白水星   孤高な発明家
プライドが高くやや神経質な面があります。凝り性で、興味があるものには突き詰めようとしますが、飽きるのも早いです。秘密を持ち表と裏を使い分けることがあります。一人で創造するようなクリエイタータイプの仕事に向いています。この星の人は最初は少しとっつきにくさを感じるかもしれませんが、打ち解けると意外と親しくなれます。大金に恵まれる方ではありませんが、食べるにはそれなりに困らないでしょう。

 

二黒土星   勤勉な努力家
一見地味ですが内面には強い意志があり、一度これといった目標を決めるとコツコツと努力を積み重ねて成功を収めることができます。派手な生活を避け、倹約に務めるとそこそこの貯蓄はできるでしょう。ユーモアのセンスにはやや欠けますが、堅実な仕事で力を発揮します。しかし、臨機応変に素早く立ち回り、世渡りをするというタイプではありませんので、一世一代の大勝負は避けたほうが無難でしょう。

 

三碧木星   天真爛漫な社交家
明るく社交的で賑やかな場所を好む傾向があります。それなりに異性からもモテるので、営業とか対人的な仕事に向いています。強力な支援者があると名声も得ることができますが、あまり短気と派手に過ぎないように行動をすることが大事です。金運はそれほど強くありません。

 

四緑木星   愛情深い慈善家
世話好きで柔らかい印象があり献身的な行為も厭わないタイプです。社交的で人当たりもよいので誰からも好かれますが、優柔不断なところがあるので、ともするとチャンスを逃してしまいそうです。物質欲を満たすより精神的な充足を求めたほうがよいでしょう。人を信頼するのは大事ですが、お人好し過ぎて騙されないようにしてください。

 

五黄土星   豪胆な野心家
後天定位で中央に座するこの星はすべての中心です。支配欲が強く行動力もあり、経営者のような位置でリーダーシップを発揮したいタイプです。実力がついていない状態で物ごとを強引に進めようとすると破滅の道へ向かいますが、若い頃に苦労し鍛錬しておけば大きな仕事でも成功できるでしょう。

 

六白金星   信念の冒険家
活動的で物ごとを大局的に理解することが得意です。プライドが高く、好き嫌いがハッキリしているので敵も味方も多くいますが、ここぞのチャンスでうまく勝負を掛けられれば、大きな仕事ができます。スペシャリストとして自分の道を深く掘り進めてもよいでしょう。莫大な財を築こうとするより、幸せな小金持ちを目指しましょう。

 

七赤金星   聡明な楽天
明るく会話も上手なので当然異性にもモテますが、付き合い方を間違うと恋愛でトラブルが生じやすいので注意しましょう。金運はありますので、大きなお金が流れ込んできますが、もとより楽天的で細かいことにこだわらないため、つい無駄遣いしてしまいがちです。散財を抑え、パートナーの協力を得られればかなりの蓄財も可能です。

 

八白土星   崇高な倹約家
高い理想を掲げ、マイペースでも忍耐強く堅実に進むタイプで、仕事面でもそれなりの成果を得ます。目上の引き立てがあれば更に大成できます。ですが、自分の理想にとらわれすぎて、我がままが強くなると孤立します。また、もともと羽目を外すような行動はせず、倹約家なので蓄財できます。

 

九紫火星    情熱的な芸術家
頭の移転は早く先見性もあるので、流れを上手く読んで時勢を掴めばうまくいくでしょう。しかし短気は損気といいます。気分にややムラッ気がありますので、感情にまかせて行動すると失敗します。知識欲もあり、興味がある事には情熱的に取り組みますので、知性を発揮するような仕事で活躍されるとよいでしょう。 

 

これらの九星ごとの特徴は、占い師によって表現が異なります。

が、このブログでは例えば、本命星が七赤金星で月命星が八白土星の人なら、本質的には「聡明な楽天家」であるけれど行動パターンは「崇高な倹約家」の特徴がある、という感じになります。

なんとなく本質と行動が正反対のようですが、私達の性格など本来、単純に一言で片付けられるようなものではありません。

よって、まあ大体このような傾向があるのかなあ、くらいに参考にしていただければよろしいかと。