FORTUNE-TELLERへの遠い道

易経と九星気学を中心に勉強中

2021年東京オリンピックは開催されるか

新型コロナ感染症によって再び非常事態宣言が発出されましたが、巷では東京オリンピックの開催を2032年に伸ばすとか、すでに政府内では中止を想定にいれた準備がされているとか、不確実な情報がゴシップ的に紙面を賑わせているようです。

噂の真偽はともかく、やはり今年のオリンピックはどうなるか気になるところです。

そこで、今年東京オリンピックが開催されるかどうかについて占筮してみました。関係者からは、「こちらは必死なのにアマチュアの占い師もどきが勝手に占ってんじゃねえ!」などどいうお叱りをいただきそうですが、もちろん私なりに真剣に占いました。とは言ってもまあ、シロウトの戯言くらいで見てください。

さて、占的は「2021年に東京オリンピックは開催されるか」とし、略筮法で占った結果は以下の通りです。

占筮日 1月24日 壬申
立卦 火風鼎(かふうてい)、九二(2爻)

f:id:nsfortune:20210124164306p:plain

この火風鼎という卦の鼎はあまり見慣れない漢字ですが、神に捧げる食べ物を煮るための器のことです。形としては、お寺などに置いてある3本足の金属製の香炉をイメージするとわかりやすいでしょう。

この鼎からさらに想像を膨らませて、外卦に離(火)、内卦に巽(風)があるところから、これは聖火台を思い浮かべました。まさに立派な聖火台の火が風に揺れているイメージです。

卦辞をみると「鼎は元(おお)いに吉。亨(とお)る。」とあります。
爻辞は「鼎実有り。我が仇(あだ)疾(やまい)有り。我に即(つ)く能(あた)わず。吉。」です。

以上のことから私は東京オリンピックは開催されると読みました。ただし、爻辞の我が仇疾有りとは、まさに感染症の影響が付きまとっているということです。しかし、2爻が中庸の徳を持って臨めば付きまとう問題を振り切れる、といったところでしょうか。

すなわち何とか開催まではこぎ着けますが感染症の影響からは逃れられず、無観客にするとか内容の大幅な縮小などを検討することになるでしょう。

さらに言えば、この際オリンピックでの商業的な成功は捨てて赤字でも開催する覚悟があるかどうか、そこが中庸の徳として問われているのではないでしょうか。